stock_observatory
当てない。マネーフローの状態を分類し、その局面で繰り返し強い/弱い企業群を観測する。
データ最終 2026-07-15(引け後・確定値)
as of 2026-07-15(直近3年モデルで判定)
中立平常(円高ショックなし)
目立った方向性のない局面。
局面判定=直近3年モデル(production 2016+・未来データ不使用のローリング)。バッジは円高ショック有無(為替の急変フラグ・別系統)。

今日の業種地合い(2026-07-15)

主=絶対騰落%(今日その業種が上げ↑緑/下げ↓赤)。対TOPIX(立花151)併記。等加重・銘柄数(n)併記(n<5は⚠=解釈注意)。物差し注意:この表は今日の絶対騰落、下の『この局面で恵まれる業種群』は25年実績の対日経“相対強度”で尺度が異なります。
業種群絶対%対TOPIX%対日経%銘柄数
金融+1.78+1.78+0.2920
素材・市況+1.62+1.62+0.1349
内需循環+1.50+1.50+0.0114
輸出・製造+1.34+1.34-0.1471
内需ディフェンシブ-0.77-0.77-2.2671

今日の局面(中立)で 恵まれる/不利な業種群

相対強度=各銘柄の値動き−日経平均。市場全体の上げ下げを除き、局面が恵む業種を浮かび上がらせる。出典:2001窓25年実績の平均(勝率=相対強度がプラスだった日の割合)。
業種群判定平均相対強度%/日勝率
輸出・製造恵まれる+0.04549%
素材・市況恵まれる+0.02649%
金融中立+0.00448%
内需循環中立+0.00348%
内需ディフェンシブ不利-0.08746%

市場レジーム × 業種群(25年の格差マップ)

業種群米リスクオフ世界リスクオン円安局面円高・弱含み中立
輸出・製造-0.120+0.003+0.065-0.016+0.045
素材・市況-0.014+0.010-0.002-0.014+0.026
内需ディフェンシブ+0.303+0.039-0.149+0.080-0.087
金融-0.030+0.035+0.027-0.028+0.004
内需循環+0.099+0.036-0.091+0.017+0.003
数値=平均相対強度%/日。緑=強い/赤=弱い。輸出↔内需が円安⇄リスクオフで反転するのが読みどころ。出典:2001窓25年実績

円高ショック日 × 業種群(為替の急変が企業群に与える格差)

業種群円高ショック日平常日
輸出・製造-0.569+0.015-0.584
素材・市況-0.478+0.010-0.488
内需ディフェンシブ+0.915-0.006+0.921
金融-0.546+0.004-0.550
内需循環-0.059+0.007-0.065
円が急騰する日(usdjpy −2%以下)は、輸出が直撃され内需へ資金が逃げる。為替軸は分類器では分離できないため、独立フラグとして観測している。出典:2001窓25年実績

実績トラックレコード(約定済み)

運営者個人の取引記録(分析の立証用)。投資推奨ではありません。株数・金額・保有中ポジションは非公開、損益%・保有期間・エントリ判定・根拠のみ
勝率 50.0% | 根拠当たった率 50.0% | 平均損益 5.72% | 取引数 2
銘柄損益%保有日判定根拠当否
9984 SoftBank Group C+17.8946通常AI関連の地合い・リスクオン期待で押し目買いyes
6861 Keyence Corp.-6.4542B決算期待で買ったが市場全体悪化に巻き込まれたno
エントリ判定別成績: B: 1件・勝率0.0% / 通常: 1件・勝率100.0%

戦略バックテスト(25年検証・2004-2026)

市場レジームの観測とは別に、機械的な売買ルールを25年で検証した記録です。当日終値で判定→翌営業日始値で約定・手数料片道0.1%・初期=100の複利。うまくいかなかった手法も隠さず載せます(スピンなし)。
戦略年率倍率最大DDCalmarSharpe
①素のGC/DC(25日×75日のゴールデン/デッドクロス)+9.43%7.07x-53.3%0.180.55
日経平均 買い持ち+8.82%6.26x-61.4%0.140.48
TOPIX 買い持ち+6.30%3.77x-61.7%0.100.40
②GC/DC+レジームフィルタ(反証)+3.45%2.09x-57.2%0.060.30
逆張り(防御的・別ルール)+5.82%3.41x-37.0%0.160.52
結論(誇張なし):最もシンプルな①素GC/DC(トレンドフォロー)が、生リターンで日経を僅差、リスク調整後(Sharpe・Calmar)で明確に上回る唯一の戦略。本命視した②レジームフィルタは、リスクオフのたびの手仕舞いで勝ちトレンドを切り churn して最悪=仮説の反証。逆張りは低ドローダウンだが超過リターンは無い。
頑健性(パラメータ運でないかの確認・3項目):①中〜低速のMA 5組中4組で日経超え(最速5×25のみダマシで負け)/②前半2004-15・後半2015-26とも日経超え(アベノミクス相場依存でない)/③利益上位5銘柄を除いても日経超え(少数の大勝ち依存でない)。
留保(重要):生の年率差は僅差(年0.6〜1.2pp)で、明確な優位はリスク調整後にあります。この手法は最大ドローダウン −53% を伴う、検証済みの『想定内』です(暴落時は資産半減級を覚悟し、デッドクロスまで機械的に持つルール。怖くても裁量を入れない前提)。後半ほど優位は縮小傾向。単一市場・日足・スリッページ未考慮。過去の検証であり将来を保証しません。
緑の点線(①私の実取引)は、これから運営者が同じルールで実際に賭けた記録を重ねる枠です(「ルールは過去こう/私は今こう賭けている」を並べるため)。

発見:流動性プレミアム(25年検証)

🟡 戦略の健全性モニター(2026-07-15・自動診断):要注意(YELLOW)
直近1年 L/S Sharpe 0.1(25年検証 1.13/過去ローリング帯の25%点 0.52)|直近1年 L/S 0.5%|薄い>厚い ○(薄い>厚い)|月次勝率 67.0%
※下の+16.6%は25年平均。足元は要注意。局面で大きくぶれます。的中率(勝率67.0%)だけでは劣化を見逃すため、リスク調整後(Sharpe)+単調性で監視。
レジーム観測とは別の探索で見つかった、頑健で非自明なアノマリー。日経225という大型株だけの中でも、相対的に「出来高が薄い」中型株が、最も厚い超大型株を一貫して上回る(流動性の対価=薄さのリスクプレミアム)。出来高(Amihud非流動性)で5分位に分け、月次入替・翌営業日約定・手数料込みで検証。
分位(出来高)年率
Q1 最も厚い(超大型)+4.5%
Q2+6.2%
Q3+9.0%
Q4+11.9%
Q5 最も薄い(中型)+16.6%
(参考)日経225 買い持ち+8.8%
頑健性:出来高窓 20/60/120日のすべてで5分位が完全単調(厚いほど低・薄いほど高)。市場中立のロングショート(薄−厚)はSharpe ~1.1・前後半サブ期間とも+・最大DD -20%・回転率低。GC/DCより頑健に検証を通過した、この探索で見つかった唯一の実用エッジ。
留保:ロング単体の最大DDは約 -50%(市場ベータを被る/中立のL/Sなら -20%)。容量に制約(最も薄い群でも売買代金 中央値 約34億円/日=小〜中資金向き・大資金では効かない)。配当未調整。過去の検証であり将来を保証しません。研究目的の観測であり投資助言・推奨ではありません。

このバスケットを「もし買ったら」(2026-06-01 開始の継続ポートフォリオ・想定資金を選択)

2026-06-01 にペーパートレード開始(現在=2026-07-15)。毎月初にQ5(薄い)へ入替え、継続保有は取得値を据置=含み損益を維持(月初にリセットしない)/外れた銘柄は確定損益として記帳。取得値=各銘柄が最初に入ったリバランス日の寄り付き。実弾でなく透明化のための想定であり、買い推奨ではありません。想定資金を選ぶと株数・評価・損益が追従(単元未満株・1株単位)。L/Sは当月の戦略%(資金非依存)。
想定資金:
戦略:
ロング(薄い買い)=継続保有は取得値を据置で含み損益を維持、外れた銘柄は確定損益(等金額前提の概算)。単元未満株(ミニ株)・1株単位で資金に追従=現物買いは現実的。ショート(厚い売り建て)=信用取引・単元(100株)・小口困難(売り建て候補の一覧)。L/Sは当月の等加重%リターン(全銘柄・資金非依存)で、検証(25年/Sharpe~1.1)が測る量。配当・手数料未考慮。1か月はノイズで大きくぶれます。研究目的の想定であり、特定銘柄の売買を勧めるものではありません。

次回の入替(2026-08-03予定)— 売り・買いリスト

この戦略は薄い銘柄群を持ち続け、月1回だけ入れ替える(売買のタイミングは毎月初)。下は現時点(2026-07-15)の薄さ順位での見込みで、実際の入替は 2026-08-03 の順位で確定します(それまでに変わりえます)。Q5=出来高の薄い上位44位(225銘柄中)。
▼ 売り予定(3):出来高が増えてQ5から外れた保有銘柄=次回入替で売る。
コード銘柄業種現在の薄さ順位
4042Tosoh Corp.Chemicals48位(Q5=44位の外)
5101The Yokohama RubbeRubber49位(Q5=44位の外)
4704Trend Micro Inc.Services50位(Q5=44位の外)
▲ 買い予定(3):新たにQ5入り(出来高が薄くなった)した未保有銘柄=次回入替で買う。
コード銘柄業種現在の薄さ順位
1963JGC CorporationConstruction41位(Q5入り)
4324Dentsu Inc.Services42位(Q5入り)
2432Dena Co., Ltd.Services43位(Q5入り)
📋 買う条件:翌月初(2026-08-03)に、その銘柄の出来高の薄さ(Amihud=直近60営業日の「|日次リターン|÷売買代金」の平均)が日経225で上位20%(=44位以内=Q5)に入っていれば買う。
売る条件:保有銘柄がQ5から外れたら(出来高が増えて薄さが解消したら)、翌月初に売る。
※戦略ルールに基づく機械的な入替の見込みです。想定・研究目的であり、特定銘柄の売買を勧めるものではありません。

研究ノート(探索の記録)

相関で「企業の本当の顔」を読み(東エレ=半導体・第一生命=金利・JR=リスクオフ避難)、取れるトレードを広く探した記録。うまくいかなかったもの(多数)も正直に。残ったのは流動性プレミアムと、ひとつの構造法則。→ 研究ノートを開く

この観測の考え方

世界市場→米国→為替→日本、と資金の流れを8指標で読み、KMeansで5つの市場レジームに分類(学習3年/検証1年のローリング・未来データ不使用)。各レジームで「繰り返し強い企業群」を相対強度で観測する。当てるのではなく、状態と、その状態が恵む企業群を読み解くのが目的。
限界:単純な相対強度は低ベータ(鉄道・公益など)が有利に出やすい。為替軸は構造上あいまいで、円高は本質的にリスクオフと同一事象のため独立フラグで扱う。
生成 2026-07-15|本ページは市場状態の観測・教育目的であり、投資助言・売買推奨ではありません。